自律神経失調症を治療する|病知らずのカラダに整えよう

笑顔の女性

心と体のバランスをとる

看護師

心身が乱れる原因

自律神経とは、食べ物を消化吸収したり呼吸したり、体全体に栄養素や血液を循環させる大事な役割を担っている器官のこと。主に体の動きに関わる交感神経と体の休息に関わる副交感神経の二種類があります。自律神経失調症は、その二つの交感神経と副交感神経から成り立っていて上手くバランスを取り合いながら両方の働きを交互に操作しているのですが、その両方の働きが崩れることで起きます。交感神経は昼間を中心に働きますが、その働きがあまりにも強いと夜リラックスする時間帯になってもしっかり休めず疲れが取れないなどの不調が出てきます。逆にもう一つの副交感神経の働きが強すぎても、朝になっても休みたい気分から抜けずに寝坊したりダラダラと過ごしてしまいます。自律神経失調症になってしまう原因は、夜更かしをしたり毎日違う時間帯に出勤をしたり食事も取ったり取らなかったりする不規則な生活、人間関係のいざこざや転勤、結婚など大きなストレスがあります。自律神経失調症の症状には、めまいや頭痛、ふらつき、不眠、大量の発汗、倦怠感や疲労感などがありますが、悪化するとうつ病になったり、過呼吸を起こしたり嘔吐するなどの症状も出るようになります。悪化すると症状も回復しづらくなるので、早めにケアしたほうが良いと言われます。もちろん病院に行って治療を受けるのも一つの手段ですが、自律神経失調症は生活習慣を変える工夫をすることで、病院に行かなくても自分で治療をすることも出来ます。

生活習慣から改善する

自律神経失調症の治療は生活習慣を改善することで可能になります。まずは規則正しい生活を心がけるという基本的なことから始めていきます。なるべく同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにして、食事も一日三食は決まった時間に取るようにします。食べる時は時間をかけてしっかりかみ砕いてから飲み込むようにして、急いで胃に流し込むような食べ方はやめます。家の中に居るだけではなく、天気の良い日には日光を浴びるようにすること、時間は短くても良いので軽く汗をかくくらいの運動を毎日少しずつでも良いので継続していきます。夜時間があれば、ぬるま湯のお湯に15分から20分くらい浸かるなど半身浴をすること、空いた時間には瞑想をしながら腹式呼吸を行うことです。ストレスはなるべくため込まない、溜まったら発散できるような趣味を見つけたり解消できるような場所を確保することも大切です。いくら生活習慣を整えてもストレスばかりたまっていたらあまり意味がないですからね。ストレスの発散法は人によっても違ってくるので、自分がどうやったら一番ストレスフリーな状態になれるのかその方法を探すことも必要です。一般的には、運動をすることでストレス発散になるので特に趣味や発散できる場所が無いという人は積極的に運動を行っていくと良いと言われています。激しい運動しても続かない場合が多いので、継続するには少しずつ出来る範囲内の簡単な運動を行っていくことです。生活習慣が改善できなければまたぶり返すこともあるので、その時は病院での治療も合わせて受けると良いですね。